レシピを作る

  自分でレシピを作ってみましょう。

1.楽曲を用意する
   対応している楽曲フォーマットは DRM(著作権保護) のかかっていない MP3 または WAV で、44.1KHz/16bit/ステレオのものに限ります。このような楽曲データは通常お手持ちの CD を iTunes, Sonic Stage, Windows Media Player などでリッピングすることで作成できます。
MP3 でのリッピングの方法はそれぞれのソフトウェアの使い方をご覧ください。

MUSICO という楽曲ダウンロードサービスでは一部のアーティストの楽曲を DRM なしの MP3 で購入が可能なようです。MUSICO で MP3 を配信しているアーティストの探し方はこちらをご覧ください。

  
2.~5. は「レシピを聴く」の 3.~6. と同じですので、すでにご存知の方は読み飛ばしていただいてかまいません。

2.DB Builder を起動する
 [スタート] - [Music Mashroom] - [DB Builder] を起動します。

DBBuilder

 起動直後はリストは空の状態です。
 まずは、登録前のオプションについて説明します。

 アプリケーション画面右下にオプション項目が並んでいます。また、同様の選択は [オプション] メニューからも行うことができます。
 
[同じ楽曲は上書きする]
 すでに同じ楽曲がデータベースに登録されている場合に、追加せずに上書きします。通常は上書きするを選んでください。

[サーバにアクセスする]

 楽曲に対応するタイムラインメタデータをサーバから自動的に取得します。見つからなかった場合には、楽曲と同じフォルダにある tm+ ファイルを探しにいきます。
 ネットワークにつないだ状態で、このオプションをオンにして使用することをお勧めします。
 プロキシサーバを経由している場合、Internet Explorer の設定が自動的に適用されます。

[メタデータが複数あるときに自動選択する]
 同じ楽曲に対して、サーバ上に複数のタイムラインメタデータがある場合に次のどちらかのルールで自動的に選択します。
 - 日付優先
   タイムラインメタデータの登録された日付を比較して新しい方を自動的にダウンロードします
 - ダウンロード数優先
   ダウンロード数の多い方のタイムラインメタデータを自動的にダウンロードします

 自動選択のチェックがオフになっている場合には、タイムラインメタデータを手動で選択するためのダイアログがその都度表示されます。
 また、自動で取得した後に、後から個別に手動で取得しなおすことも可能です。 


3.データベースに楽曲を登録する
 すでにあるデータベースに楽曲を追加する場合には、最初に既存のデータベースを開いておきます。
 メニューから [ファイル] - [データベースを開く...] を選び、既存のデータベースファイル(*.mmd)を開きます。

DBBuilder2

 読み込みが成功するとデータベースに登録されている楽曲が表示されます。

DBBuilder3


 続いて追加(または新規)登録する楽曲(MP3 または WAV)をドラッグ&ドロップするか、[ファイル] - 「楽曲を追加する…」から追加します。
このとき、複数のファイルやフォルダが指定可能です。

Build4

 

 楽曲ファイルと対応するタイムラインメタデータファイル(.tm+)を自動的に読み込みます。
 [サーバにアクセスする]オプションがオンになっていると自動的にサーバにアクセスし、対応するタイムラインメタデータが存在すれば自動的にそれを取得し登録します。
 もしもサーバに見つからなかった場合には、楽曲ファイルと同じフォルダにある tm+ ファイルを探しに行き見つかれば自動的に登録します。

 tm+ ファイルの読み込みルールですが、楽曲ファイルが MP3 だった場合、ID3 タグに入っている Artist名 %artist% と Title 名 %title% から自動的に次のファイルを探しに行きます。
(%artist%) %tilte%.tm+
 また、ファイルが WAV の場合には、ほにゃらら.wav の拡張子が tm+ に置き換わった ほにゃらら.tm+ を読み込もうとします。

  もしもこれらのファイル名のメタデータファイルが見つからなかった場合には、「Stat」エリアに「NoMeta」と表示され、その楽曲に対するタイムラ インメタデータの登録はされません。(データベースにはタイムラインメタデータがない状態で残りますが、Hash'n Mash では表示されません)

 読み込ませた楽曲ファイルが最終的にどのようにデータベースに登録されたかが、「Stat」エリアに表示されます。
 Stat エリアに表示される状態は次のものがあります。

 ○ - 正常に登録されました
 NoMeta - タイムラインメタデータが見つかりませんでした
 FormatErr - タイムラインメタデータにフォーマットエラーがあります(Hash'n Mash で正常に使えない可能性があります)
 NoName - アーティスト名、タイトル名が不明です
 DiffRec - タイムラインメタデータが見つかりましたが、異なる楽曲用のメタデータである可能性があります。また、同じ楽曲であっても録音やアレンジが違う可能性があります。(Hash'n Mash で正常に使えない可能性があります)
 × - その他の不明なエラー (Hash'n Mash で正常に使えない可能性があります)

4.データベースの修正をする
 自動で登録したデータベースに対して、手動でさまざまな操作をすることができます。

[フィルタをかけて表示する]
 データベースの登録ステータスに応じてフィルタをかけて表示することが可能です。
 メニューから [表示] を選ぶと目的の楽曲だけを表示することが可能です。たくさんの楽曲から目的のステータスの楽曲に対して処理を行いたいときに便利です。

 - すべて表示
  すべての楽曲を表示します
 -  問題のないものを表示
  「Stat」欄が「○」の楽曲だけ表示されます
 - フォーマットエラーがあったものを表示
  「Stat」欄が「FormatErr」の楽曲だけ表示されます
 - メタデータのない楽曲を表示
  「Stat」欄が「NoMeta」の楽曲だけ表示されます
 - 録音違いと思われる楽曲を表示
  「Stat」欄が「DiffRec」の楽曲だけ表示されます
 - アーティスト/曲名のない楽曲を表示
  「Stat」欄が「NoName」の楽曲だけ表示されます
 - サーバから取得したものを表示
  「TM+」 欄が「Server」になっているものだけ表示されます
 - ファイルから取得したものを表示
  「TM+」 欄が「File」になっているものだけ表示されます
 - 複数候補のあったものを表示
  「TM+」 欄が「Server(M)」になっているものだけ表示されます
   (M) は Multi の意味で、サーバ上に複数の候補があったことを示します

[ファイル] メニューからは次の機能が利用できます。
[TM+ ファイルを指定して読み込む]
 NoMeta になった楽曲やすでにメタデータが付いている楽曲に対して、他のメタデータを強制的に読み込ませることができます。
 たとえば MetaPong! を使用して自分で作成したメタデータを、すでにメタデータが登録されている楽曲に上書きしたい場合に使用します。
 また、楽曲と同じフォルダにある tm+ が自動で読み込める名前規則に従っていない場合にも、この機能を使って指定して読み込ませることができます。

[複数の候補から選択する]
 サーバ上に複数の候補が見つかった場合に、実際に見つかった候補をリスト表示して選択することができます。
 リストには登録された日付、登録者、楽曲名、アーティスト名、アルバム名、ダウンロード数が表示されます。

[メタデータの更新をする]
 すでにメタデータがついている楽曲であっても、時間が経過するとサーバ上にさらに新しいタイムラインメタデータがある可能性があります。
 そのような場合にこの機能を使用すると自動的に更新チェックを行います。このときの自動選択ルールは、右下の「メタデータが複数あるときに自動選択する」設定に従います。

[編集] メニューからは次の機能が利用できます。
[アーティスト名順に並び替える]
 現在登録されている楽曲をアーティスト名順に並び替えます。
 通常は登録した順に並ぶようになっています。
 なお、データベースでの登録順はそのまま Hash'n Mash での並び順になります。
 曲数が増えてきたら、アーティスト名順に並び替えたほうが使い勝手がよいです。

[選択中の項目をリストから削除する]

 選択中の項目をリストから削除します。同じことはキーボードの「Del」キーでも行えます。

[すべてリストから削除する]

 現在登録されている楽曲をすべてリストから削除します。

楽曲やアーティストの名前などを DB Builder から変更することはできません。これらの情報は取得したタイムラインメタデータの情報を表示しています。
タイムラインメタデータルームからレシピで使用されている楽曲のメタデータを直接ダウンロードすることもできます。
 ダウンロードしたメタデータ(拡張子 .tm+)を直接 [TM+ ファイルを指定して読み込む] から読み込ませることも可能です。
  また、tm+ ファイルは MetaPong! を使用して読み込ませることでタイムラインメタデータの編集を行うことが可能です。ただし、この場合には tm+ に対応する楽曲音源(wav または MP3 )が必要になります。

 
5.データベースを保存する
 [ファイル] - [データベースを保存する]を選んで、名前を付けてデータベースを保存します。

 ここまでが前準備でした。一度登録した楽曲はデータベースに保管されるため、次回からは 2~5 の操作は不要です。
 新しい楽曲を使用したレシピの再生を行うには、再度 2~5 の手順を行ってください。
 お手持ちの楽曲をとりあえずすべてデータベースに登録しておくこともできます。その場合、レシピを読み込んで足りない楽曲がある場合には足りない楽曲についての情報が表示されます。


4.hash'n Mash を起動する
 [スタート] - [Music Mashroom] - [hash'n Mash] を起動します。

hash'n Mash1

 初めて起動すると、何も表示されません。

 [ファイル] - [データベースを開く…]を選び、先ほど作成したデータベースを開きます。

hash'n Mash2
 データベースに登録されている楽曲が楽曲リストに表示されます。
 これで準備が整いました。新しく楽曲を登録したい場合には、

5.楽曲リストから Mash-up タイムラインに置く
 楽曲リストの楽曲から使いたい部分をマッシュアップタイムラインにドラッグ&ドロップします。

Drag'nDrop
 
楽曲リストのブロックはダブルクリックするすることで、その範囲の内容を事前に聴いて確認することができます。
音源が MP3 の場合、いったん WAV に変換するために、再生まで多少時間がかかります
WAV への変換はディスクキャッシュに保持されるため、2回目からは変換は行われません
  ただしキャッシュがいっぱいになると古い変換データから順次削除され、再度使用時に変換が入ります


6.使用する範囲を調整する
 Mash-up ラインに置いたブロックの長さ(再生範囲)はブロックの両端をつかんでドラッグすることで調整することができます。

resize
 ブロックの終端をつかんで長さを調整しているところ

ブロックの置ける位置および、長さはすべて自動的に小節単位に揃えられます。

7.楽曲の部分推薦を行う
 ブロックの下に表示された「Click to Recommend」枠をクリックすることでこのブロックとコード進行的に合う可能性が高い他の楽曲のブロックを検索してくれます。


  「Click to Recommend」 をクリックするところ
 
「Click to Recommend」が表示されていない場合には、上段トラックのブロックを左クリックすることで現れます。

 検索が終わると楽曲推薦結果が楽曲リストに表示されます。



 検索結果は、上図のようにハイライトされて表示されます。ハイライトされたブロックを Mash-up ライン下段にドラッグ&ドロップすることで Mash-up ラインを埋めていきます。



 ブロックを追加していくとそれに対応して制御エリアの Play ボタン横の時間表示が再計算されます。右側の時間が総演奏時間、左側が現在の再生時間(作成中は 0:00 )です。

8.聴いてみる


 はめ込んだブロックがどのように聴こえるかをチェックしてみましょう。制御エリアの Play ボタンを押すことで今組み合わせたブロックがどう聴こえるかを実際に聴いてみることができます。
 マッシュアップタイムラインに並べられたブロックは自動的にテンポ、キー(転調度数)、小節の頭位置などが揃えられます。また、部分推薦はミックスの可 能性幅を広めにとるために、候補が多く出るよう緩めに設定してあります。再生してみて気に入らなければブロックを気軽に交換していろいろ試してみることが できます。


9.全体のテンポ、キーを調整する



 制御エリアにある「BPM」の数値を変更することでリミックス全体を好みのテンポに変更することが可能です。
また「Key」 を選択することで、リミックス全体を転調することができます。
 [calc.]ボタンを押すと、上段トラックに置かれているブロックの平均テンポが自動的に計算されて入力されます。
 [org.]ボタンを押すと、上段トラックの先頭ブロックのキーが自動的に入ります。

Key の設定で、マイナー曲をメジャー曲、あるいはその逆にすることはできません
  Em の曲を Key F にした場合、Fm となります。
原曲の音質をできるだけ保つためには、もっとも多く利用している曲のテンポやキーをあまり極端に変化させないようにします

10.完成度を上げる
 置いたブロックに対して、より細かな調整を行うことによって完成度を上げることができます。
 詳細はより高度な使い方にまとめました。


11.レシピのタイトルとクリエーター名を入力する



  制御エリアにある「Title」の欄には作成したマッシュアップのタイトルを入力します。使用した複数の曲をうまく混ぜ合わせたタイトルにするとよいで しょう。「Creator」欄にはマッシュアップを作成したあなたの名前を入力します。これらの情報はレシピファイルの内部にも記録されます。

 クリエーター名はオプションメニューから設定することで毎回入力する必要がなくなります。最初に設定しておくことをお勧めします。


 [ファイル] - [オプション] を開くとオプション設定ダイアログが開きます。一番上の「作者名」欄にあなたの名前を登録しておくことでレシピファイルに自動的に名前が入力されます。


12.完成したものを保存する
 楽曲の部分推薦とブロックの配置が完成したら、
[ファイルメニュー] → [名前をつけて保存]
を選び、名前をつけて保存します。

名前の初期値は "(クリエータ名) レシピタイトル名" となっていますのでそのまま保存しても分かりやすい名前が付きます。分かりやすい保存名のためにも上記のレシピタイトル名、クリエータ名を入力することをお勧めします。



13.レシピルームにアップロードする
 保存したレシピはレシピルームからアップロードが可能です。

レシピをアップロードするためには、OpenID という ID が必要になりますが、これは Yahoo!、livedoor, はてななどで簡単に作れます。詳しくはそれぞれの OpenID 解説をご覧ください。

mixi OpenID とは  - mixi
OpenID とは?  - Yahoo! Japan
livedoor Auth OpenID(β) - livedoor
はてなでOpenID - はてな
 
 ぱっと見で分かりやすく解説しているのは Yahoo! のような気がします。
  いずれにしても、すでに、Yahoo!, livedoor, はてなのいずれかのユーザ ID を持っていれば簡単に OpenID 対応が可能かと思います。例えば「はてな」の ID を持っていれば「Myはてな」 -> 「ユーザ設定」 -> 「外部からの認証」を開くことで自分の OpenID が見れます。また、認証の許可設定なども可能です。
 
 では、アップロードの仕方にうつります。

 レシピルームのレシピ検索にアクセスし、画面右上のログインウィンドウからログインします。
たとえば「はてな」の OpenID を例にとると 「www.hatena.ne.jp/username/」 という一見ウェブサイトの URL のような文字列が OpenID になります(username の部分は「はてな」ログインで使用するそれぞれのユーザ名が入ります)。この文字列をログインに使用します。



  ログインをクリックすると OpenID を発行しているサイト(mixi, Yahoo!, livedoor, はてななど)の認証ページに飛びます。そこで認証を完了すると、タイムラインメタデータルームのマイページに飛びます。画面左側のメニューから 「アップロード」 を選択します。

「mixi でログイン」を選ぶと、mixi の認証サイトが表示され mixi へのログインを行うことで Music Mashroom へのログインが完了します。また、mixi のニックネームが自動的に使用されます。
Music Mashroom では、OpenID を使った認証を行っているため、ユーザ登録という概念はありません

画面左側のメニューから 「アップロード」 を選択すると次の画面が表示されますので、「タイトル」 「説明」 「タグ」 を入力し、Hash'n Mash で作成したレシピファイル (rpeファイル) を選択します。




「登録する」 ボタンをクリックすると、レシピがマイページに登録されます。アップロードされたレシピは自動的に公開されます。


14.レシピを WAV 形式で書き出す
 13. で説明したレシピの公開はインターネット上で合法的にリミックスを交換するために用意した方式です。しかしながら、自分で作成したレシピは自分の家の中や iPod/Walkman 等で聴きたくなるかと思います。iPod や Walkman がレシピの再生ができればよいのですが、残念ながら現状それは無理な相談です。
 そこでレシピを WAV 形式にして書き出す機能が付いています。ただし書き出した WAV ファイルは本人が個人利用の範疇で利用するにとどめてください。

書き出した音楽ファイルをインターネット上に公開すると罰せられる可能性があります。

 現在のレシピを WAV 形式で書き出すためには [ファイル] - [現在のレシピをレンダリング...] を選びます。すると注意を促すダイアログが表示されるので私的利用の確認をしてください。



 書き出すファイル名を決定すると、下のダイアログが表示されます。



 高速モードでレンダリングを行うと、再生音声が消え高速にファイルに書き出します。
 しかし、負荷があがるためお使いの環境によっては安定した書き出しが行えない場合があります。書き出したファイルに音途切れがあったり標準レンダリングと結果が異なる場合には「いいえ」を選んでください。


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